映画のはなし⑦
お薦め映画🎬【ボブという名の猫~幸せのハイタッチ】
物語の舞台はロンドン。元薬物依存症で今は更生期間中の青年ジェームズは、定職には就けずホームレス同然の生活を送り、昼間はギターを持って路上で一人弾き語りをしているものの、立ち止まらず通り過ぎる通行人ばかりでチップも集まらず、生活はますます困窮し、夜は空腹に耐えかねてゴミ箱を漁る始末。寒さをしのぐ為に段ボールを布団代わにして路上の物陰で寝ている。
そんなある日、偶然再会した悪友の誘惑に負けてドラッグに手を出してしまい、意識を失って病院へ搬送されてしまう。結局、ジェームズの更生を担当している女性カウンセラー・ヴァルの援助により市営?のアパートに住まわせてもらえる事になった。お風呂も水道もベッドもあるだけでジェームズは感謝の気持ちで胸がいっぱいになります。
その日の夜、一匹の茶トラの猫がジェームズの部屋に入って来ます。キッチンの窓が少し開いててその隙間から入って来たようです。薄汚れて空腹の野良猫を追い出すわけにはいかず一晩だけ面倒看るジェームズ。それ以来、その野良猫は彼から離れようとはせず、バスに乗る時も、チラシ配りのアルバイトをしている時も、路上でギターを弾いている時も、いつもいつも足元に座って待っているのだ😼。
こうして彼と野良猫<名前はボブ>の友情の物語が始まっていくのです・・・
因みにこれは実話です。ボブとの出会いがきっかけで今は完全に更生したジェームズは、その後たくさんの親切な人たちと出会いそして支えられて、幸せな日々を送っています。この体験談とその後を描いた小説本も1~3巻まで出版されてますよ😼
本当に癒される、心温まるストーリーです💖この映画を観た後、僕が率直に思ったのは「人間も悪い人ばかりじゃないんだなぁ~」ですね(笑)
★お気に入りの名言・・・
「Give it a try!help bob and i!!」(ジェームズ)
↪「お願いします!ボブと僕を助けて下さい!」
「hes got a name. its bob」(ジェームズ)
↪「この子には名前があるよ、ボブっていう」
お薦め本!